油絵具の使い方

1 道具をそろえる


・ソフトパステル
一般にパステルと言われているのはこのソフトパステルです。
ソフトパステルは顔料をほんの少しの成型材で固めてあるので、紙の上を擦るように塗ると、きれいに粉となって紙の凹凸にのります。
ソフトパステルは色を混ぜ(混色し)なくて良いように、たくさんの色が販売されています。

・ハードパステル
サラッとしたイラストレーションを描きたいときにはハードパステルがおすすめです。
ハードパステルは硬いので色を盛り上げない描き方に向いています。
使い方はソフトパステルと殆ど同じですが、注意しなければいけないのは、力を入れて細い線で描くと紙に窪んだ線を入れてしまい、後から塗る色が付かなくなるということです。
下塗りに使い、その上からソフトパステルを重ねて塗ったり、反対に仕上げのときにハードパステルの先を削って、細い線を描き込むという使い方もできます。

・オイルパステル
油絵のような重厚な色で盛り上げがしたいときは、オイルパステルがおすすめです。
オイルパステルはワックスで固めてあるので色は透明感があり、また粘りもあるので盛り上げがききます。
竹ベラやペインチングナイフ押さえつけながら塗り重ねをすることで、油絵のような作品ができます。

・パステルに適した紙
ソフトパステルにはパステルを粉に摺りおろし、その粉が入り込む繊維の凸凹した紙が適しています。これには、水彩紙やパステル用の紙があります。
その他にも目の粗い水彩紙やパステルが付きやすい紙肌の粗いパステル用の紙が適しています。


・普通の紙に描く場合
ハードパステルは表面がそれほど凸凹していなくても色はのりますが、ソフトパステルは凹凸が必要です。そのような場合、下地塗りや下描きにガッシュ(不透明水彩絵具)を使って描くと、ガッシュが乾いたときに表面がザラザラした状態になっているのでパステルが滑らずによくのります。

・自然の素材に描く場合
細かい砂や日本画用の方解末をアクリル絵具のジェッソに混ぜて地塗りをすると、パステルが滑らずよくのります。このとき水彩絵具やアクリル絵具をジェッソに少し混ぜて色を着けるとカラー下地になります。ジェッソは木、皮、などいろいろな素材によく付着するので様々な素材を基底材として使うことができます。

・板や合板に描く場合
板や合板はパステルがすべるので、裏地用の麻布や寒冷紗をはりその上にアクリル絵具のジェッソを薄く塗って描くと、布地の目とジェッソのザラつきでのりが良くなります。


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